ようやくジュニアの試合が無料配信となりました。
ジュニア至上主義者垂涎の最強決定戦、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下スーパージュニア)の決勝戦です。
個人的2019年のベストバウトなので、ぜひ観てほしい一線です。
スター不在と言われた2019年
新日本のジュニア階級*1は昔から非常に人気が高く、現在もたくさんの人気選手が所属しています。
その中でも中心人物と言われるのが、『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』というユニットに所属している高橋ヒロム選手です。
【#CamisetaNueva】#TickingTimeBomb#もっともっともっともっともっともっともっと#njbosjhttps://t.co/fzi2XhfMfv pic.twitter.com/duLQgbyZ5M
— 高橋ヒロム / Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2017年5月23日
読めない言動と行動、リミッターの外れた激しい試合が人気の選手ですが、首の負傷で欠場中。
優勝候補最右翼が出場できないということで、次に名前が挙がっていたのが、ヒロム選手のライバルの一人、エル・デスペラード選手。
#新日本プロレス 2020年8月16日#ツインメッセ静岡#エル・デスペラード #顔ハメ?#東スポ #東京スポーツ #tokyosports pic.twitter.com/WIsIiRw597
— 東スポ写真部 (@tospophoto) 2020年8月17日
初優勝が囁かれていましたが、直前の試合で顎を負傷し、欠場となってしまいました。
世界中からジュニアのトップ選手が集うスーパージュニアですが、ファン人気の高い二人が欠場するという事態により、やや盛り上がりに欠けた雰囲気のまま始まったように感じたリーグ戦。
全てが杞憂でした。
無敗の男
2018年10月8日に新日本プロレスに電撃参戦してから、このスーパージュニアに参戦するまで一度も負けなかった男、鷹木信悟選手。
.@Takagi__Shingo 'Pumping Bomber'
— njpwworld (@njpwworld) 2019年7月13日
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/Tj7UBJ4PjP#njpw #G1Climax #g129 #njpwworld pic.twitter.com/w2Nmbavbmh
規格外のパワーとスピード、男気溢れる発言で一気に人気を集めた鷹木選手ですが、その無敗伝説はスーパージュニアのリーグ戦でも健在でした。
近年稀に見る猛者揃いのブロックを危なげなく全勝。初出場、初優勝まであとひとつというところまで駆け上がってきました。
無差別の壁を飛び越える空の王
対するはイギリスの雄、ウィル・オスプレイ選手。
ジュニア階級でありながらヘビー級の選手と対等に渡り合い、無差別級のベルトを保持していたこともあるレスラーです。
2017年"Jr.最強戦士"の栄冠を掴むのは?!
— njpwworld (@njpwworld) 2017年6月3日
オスプレイ@WillOspreay vs KUSHIDA @KUSHIDA_0904 !#njbosj 優勝決定戦を生中継!!▷https://t.co/Tj7UBJ4PjP#njpw #njpwworld pic.twitter.com/zPRPjCNVWL
重力を感じさせない空中技と、ヘビー級と戦えるバワーを両立させているのは今観ても意味がわかりません。
曲者が顔を揃えたBブロックを勝ち上がり、二度目の優勝を狙います。
叩き伏せる「力」と、断ち切る「力」
スピードとパワーが持ち味の両選手ですが、試合スタイルは真逆と言っていいほど違います。かたやスピードを武器にリング上を飛び回り、相手の意識を刈り取る技を多用するオスプレイ選手。かたやリングに根を張り力でねじ伏せ、立ち上がる気力を削り切る鷹木選手。どこに重きを置いているかの違いだけで、実は近いパラメーターを持つ二人なのではと思わされます。
プロレスでよく使われる「手が合う」という言葉。試合が噛み合う、相性のいい選手との試合で使われるんですが、まさにこの試合に相応しい言葉だと思いました。
🆓視聴無料🆓
— njpwworld (@njpwworld) 2021年4月26日
Monday Free Match:BEST OF THE SUPER Jr. 26 (2019年6月5日)
「BEST OF THE SUPER Jr. 26」優勝決定戦
ウィル・オスプレイ 🆚 鷹木信悟#新日本プロレスワールド で【期間限定】無料配信👀👉
▷ https://t.co/xfHe9bpCtu
✅ #njpw pic.twitter.com/10TuKl0TJn
「観ればわかる」と言ってしまえばそれまでなんですが、観ればわかります。凄いです。
両国国技館が震えるほどの大歓声。俺の大好きなスーパージュニアを観てくれ。
*1:100kg未満の階級