本日、B'zのサブスク解禁が発表されましたね。
今まで「なんで無いんだ?」とは思ってたんですが、理由を調べる前に公開されました。いつでも聴けるのはいいことだ。
B'z、正直少し前までは自分の意志で聴いたことなかったんですよね。
というのも、テレビを点ければドラマの主題歌。世界水泳が始まればあちらこちらでウルトラソウル。聴こうとしなくても勝手に耳に入って来る。ちゃんと聴いてもいないのに、少し聴いた気になっていたような気がします。
しかしbrother*1と結婚してはそうもいかず。
延々車内で垂れ流される500曲を超える楽曲たち。シングルかアルバムかもわからずフレーズだけインプットされていくスピードラーニング的学習を数年続けた結果、「単語のスペルはわからないのに英語が喋れる」みたいな、「全曲ざっくりわかるけど曲名がわからない」という人間が誕生しました。こんにちは。
そんななか常々思っていたんですが、「B'z、たぶん西ヲタ好きだな」という確信。
T.M.R.もB'zも、ルーツを辿るとTM NETWORKに行き着くという点においては、親戚と呼んでも差し障りはないはず。
音楽性も、打ち込みベースに楽器の音が乗る感じ。近いものを感じます。
今回サブスク解禁されたことにより、ようやく布教へ踏み切ることができました。
とはいえ語れるほどの知識もなく、あくまでおすすめ10曲でしかないのですが、「ウルトラソウルとイチブトゼンブ歌ってる人と、Mステのギターの人」のイメージのままでいるのはもったいないなと思ったので。
個人的な選曲やライブ定番曲まで入れると、あまりに膨大になりそうだったので、今回はあくまで「西ヲタにウケそう」の一点だけを考慮して選曲しました。最後にSpotifyのプレイリスト貼っておきますね。
- SAFETY LOVE
- 太陽のKomachi Angel
- LADY NAVIGATION
- HOT FASHION ~流行過多〜
- それでも君には戻れない
- NATIVE DANCE
- YOU&I
- スイマーよ!!
- 恋じゃなくなる日
- Still Alive
SAFETY LOVE
西ヲタは「浮気されてるのに強気に出れない男の歌」が大好き。
最初期の曲ということもあり、電子音多め。そのわり間奏はしっかりギターソロが入るところもよい。『21のBirthday』という歌い出しのせいで、ダブルスコアを大きく上回ったお二人からなかなか歌われることがない。
太陽のKomachi Angel
西ヲタは「その場のノリで一夜を共にする男女の歌」が大好き。
溢れだすバブルの香り。湿度を感じない夏感。
『ジゴロが集まる熱帯夜』という字面を令和に見ると、また違った味わいがありますね。
コーレスまみれのサビ。楽しくないわけがない。あとやっぱり『Yo!say!』は言われると反応しちゃう。
LADY NAVIGATION
西ヲタは「想いを寄せているのに特に行動に移さずただ眺めている男の歌」が大好き。
初のミリオンヒットらしいです。バンドサウンドに傾倒しつつある流れをぶった切り、初期の打ち込みサウンドに戻したことが功を奏したとか。
イントロでサビのメロディが鳴るの、なんでこんなに安心するんだろう。
HOT FASHION ~流行過多〜
見ろよこのゴキゲンさ。まさに初期T.M.R.のそれ。こんなTHE 8cmCDみたいな音がSpotifyからするの、面白過ぎる。
イントロから特徴的なフレーズ一発で全部持っていく曲、本当にズルいですよね。歌い出す前に曲がわかる親切設計。うちには無い手法。
それでも君には戻れない
西ヲタは「別れた時に効いてないアピールをするが、しっかりダメージは入ってる男の歌」が大好き。
古来より、歌詞に登場する男は軟弱であればあるほど良いとされています。
特にアウトロがよい。「めっちゃ後悔してんな」ってのがよくわかる。
NATIVE DANCE
西ヲタは「恋愛の価値観が合わないことをグチグチ言う男の歌」が大好き。
恐らくジャンゴー枠。
イントロのベースが素敵。これがT.M.R.ならきっとIKUOさん辺りに魔改造されてBPMが170とかにされる。
コーラスだけ振り付けがある珍しい曲。イントロがベースソロで始まるのイカす。
YOU&I
西ヲタは「高飛車な女に振り回され辟易している男の歌」が大好き。
この曲に限らず、T.M.R.との共通点として、女性上位な歌詞が多く見られるところだと思います。
声量のある男が、情けない男の歌を歌うからこそ出る魅力がある。
トランペットが、湿度の高い歌詞をカラッとさせてくれる。とても気持ちがいい。
スイマーよ!!
貴教がZIP!のB'z特集にコメントを出した際、イチブトゼンブと共に推していた一曲。
そっち使われたかぁ... SURVIVEの「スイマーよ!!」も推してたんだけどなぁ! #ZIP! #Bz
— 西川貴教 (@TMR15) 2019年5月31日
ウルトラソウルとかいう化け物級キラーチューンのせいで、世間的にもセトリでも全く浮上してこない潜水艦ソング。こっちも世界水泳のタイアップ付いてたのに。
恋じゃなくなる日
西ヲタは、コンセプトアルバムが大好き。(これは本当)
『FRIENDS』というアルバムに収録されており、トラック順に聴くことで物語として完成するという手法。つまりSuite Season。
封印という過程を経ずにSuite Seasonを生み出すのは反則では?
切ない曲調の裏でギターが鳴きに鳴いているのがよい。
Still Alive
最初聴いた時、「なんて捧げ向きの曲なんだ!」と思った。Bメロのテンポが片手捧げをさせるために調整されている。
両A面シングルの表題じゃない方。の割には演奏回数が多い気がする。
現在ライブでは終盤の重要ポジを任されるようになった。このまま定番化してほしい。
10曲、もう少し多くてもよかったな・・・
とはいえなんとか選出できました。どうしても初期に偏ってしまう。
おそらくライブで披露されるような曲は少ないかと思うのですが、
B'zさん、二十数年演ってない曲をなんの脈略もなく急にセトリに原曲で組み込んできたりするので、過去曲に関してはシングルとかアルバムとか関係なく聴いといて損はないかと思います。
最後に、昨年行われた5週連続配信ライブの円盤発売が決まったそうなので貼っておきます。年代縛りで遡っていくという、ROUND HOUSE CUTBACKの豪華版みたいなやつでした。
【NEWS】DVD & Blu-ray「B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1~5」8月25日発売決定‼︎
— B'z (@Bz_Official) 2021年5月20日
昨年のコロナ禍の中、32年間にわたる活動を “5つの時代=5 ERAS” に分け5週連続で開催した初の無観客配信ライブが待望のパッケージ化で登場します!
《詳細はこちら》https://t.co/1jUgtoU1DH#bz#5ERAS pic.twitter.com/nJhUIYvDzh
*1:B'zファンの総称