El viento que sopla el cielo

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楽しいこと備忘録

【映画】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』感想

ネタバレするよ。

 

全米公開から遅れること約一ヶ月。待ちに待ったマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)最新作にして、スパイダーマン三部作完結編。

 

MCUは全ての作品が同じ世界観を共有し、作品同士のクロスオーバーが前提という、視聴するのに非常にハードルの高いシリーズなのですが、今作はさらに「他シリーズのスパイダーマン映画」の復習が必須となっています。

 

トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズ(2002〜2005)*1

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アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジングスパイダーマン』シリーズ(2012〜2014)*2

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どちらもシリーズごとに世界観があり、独自で展開していたのですが、様々な要因が重なりきちんと完結することなく頓挫。

2015年にソニーとマーベルがパートナーシップ締結が発表され、これによりMCUスパイダーマンソニーが貸し出すという形で参入が決定。

過去のシリーズとは違うまた新しいシリーズをMCUで描くこととなり、そこで誕生したのがトム・ホランド主演の本シリーズです。

 

となると上記2つのシリーズの復習は必要ないはずなのですが、発表された予告映像にとんでもないものが。

youtu.be

 

スパイダーマン』シリーズ、『アメイジングスパイダーマン』シリーズそれぞれから、本来登場するはずのない別の世界のヴィランが登場すると。しかもオリジナルキャストが集結すると。

 

一切交わることが無かったどころか、なんなら過去2シリーズは黒歴史扱いだと思っていたので界隈は大騒ぎでした。

現在MCUは新章に突入しマルチバースの存在を示唆している最中ではありますが、まさか、まさかそこに触れてくるとは。

 

ここで話題になるのはもちろん、「それぞれの世界のスパイダーマン、トビーとアンドリューは出演するのか?」なんですが、ここに関しては主演のトム・ホランドが終始否定していました。(トビーもアンドリューも否定してた)

 

theriver.jp

 

ネタバレ王子と名高い彼が、頑なに口を閉ざしている・・・

これだけあちこちで聞かれたら、思わず「先日スタジオでトビーと・・・・あっ」みたいなことが普通にあり得る、あのトムホが・・・

それが意味するのは「本当に出ない」なのか、「出るけど、言えばマジでめちゃくちゃに怒られる」なのか。

 

それを確かめるには劇場へ足を運ぶしかありません。ただでさえ日本の劇場公開は約一か月遅れ。SNSのネタバレなんか踏もうもんなら正気ではいられません。

 

あらゆる関連ワードを片っ端からミュートに放り込み、日本で公開が始まるともはやタイムラインは薄目で見る始末。

公開直後の日曜日、映画館に駆け込みました。入れ替わりの客にロビーでネタバレされないように朝一の回。*3

 

観ました。

 

全部出た。

 

トビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールドも過去作ヴィランも全部。

しかも最高の形で。だめだ「ありがとう」とため息しか出ない。【想像しろ。超えてやる】はフカシでも何でもなかった。想像という超えようのないハードルを悠々と超えていった。

 

 

アクシデントでマルチバースが繋がってしまい、あらゆる世界からスパイダーマンを知るキャラが集結する!との触れ込みだったので、「それなら他のスパイダーマンも出るやろ」とは思ってました。思ってはいたけど、「どうせ出てもスーツだけやろ」とか思ってました。本当にごめんなさい。

 

誰もが予想したけれど、まさか実現するとは。

しかも「出しただけではない」というのがデカい。各キャラクターがきっちり役目をこなし、本筋に絡み、未完だった各々の物語を救済していく。

トビーは、自我を取り戻したオクタビアスと出会ったころを彷彿とさせるウィットに富んだ会話をみせ、フリントを説得し、ノーマン・オズボーンをグライダーから救った。

アンドリューは、救うことの出来なかったマックスを説得し、コナーズ博士を自ら開発した治療薬で癒し、今度は間に合った。*4

 

ただのレジェンド出演ではなく、それぞれのキャラクターとの「ありえたかもしれない未来」を紡いでいく。

ある意味で、『スパイダーマン』の完結編でもあり『アメイジングスパイダーマン』の完結編でもありました。

 

 

それでいて本筋はしっかりと「MCU世界のピーター・パーカー(トム・ホランド)の物語」であり、大切な人を失った主人公がどう立ち上がるかを描いていました。

 

今思うと今回のスパイダーマンって、ベンおじさん死亡イベントすっ飛ばしてるんですよね。

代わりにというか、父親のような存在であったトニーを失っているので、喪失イベントとしては既に通っている気になっていたのですが、本来ベンおじさんの死で受けるはずだった『喪失』『後悔』『復讐心』のうち、トニーの死は『喪失』しか味わっていない。

自らの起こした(起きてしまった)事件で、大切な人が殺されてしまう。それをどう受け止め、立ち上がるのか?という、本来であればスパイダーマンになる上で最初に乗り越えるはずだった壁に、完結編でぶつかることになる。

 

確かにスパイダーマンに必須のエピソードではあるのですが、トニーの死を目の当たりにした彼から唯一の肉親ですら奪うのは酷ではないかという気持ちが無いわけではない(物語のラストを考えると特に)。

と同時に、「大切なものを失っても、それでも立ち上がるヒーロー」がたまらなく好きなので(アメスパ狂信者)心が沸き立ってしまう。

 

過去2シリーズと比べても、今回の『ピーター・パーカー』は恵まれていて、周りの大人に支えられながら成長していきました。

過去に類を見ない幸せなスパイダーマン。このままアベンジャーズの中心となってアイアンマンの後を継ぐのだろうと思っていましたが、蓋を開けてみれば

唯一の肉親のメイおばさんを失い

住む家を失い

学歴を失い

最愛の人MJを失い

親友のネッドを失い

共にに戦った仲間を失い

スーツもスターク社の技術も失い

 

文字通り何もかもを失ってしまいました。

手作りのスーツを身に纏い、喪失感と悲嘆にくれる感傷をマスクで隠し、ニューヨークの街をスイングする姿にたまらなく愛おしさを感じてしまう。

せめてもの救いは、別の世界には自分と同じ体験をしたかけがえのない仲間が居ることか。

 

今作を完結編として捉えるとほぼバッドエンド寄りのビターエンドって感じなんですけど、次シリーズが既に決まっていることを考えると、まだ希望はあると思うんですよね。

MCUって基本「一回ドン底まで落として一気に上げてくる」なんで、わりとすぐに記憶復活したりするかもしれない。

ストレンジの魔術がアスガルドまで影響してるのか?とか、顔バレしてないことになってるけどアベンジャーズには在籍してて普通に始めましてからやり直せるとかあるかも。*5

まぁこのまま数年単独作品で孤独にヒーロー続けてもらって、夢の超トッキュウ7号*6の虹野明視点みたいになるのも観てみたいとは思う。

 

マルチバースについて

MCUドラマシリーズ『ロキ』でマルチバースが本格化していくことが示され、今回の『ノー・ウェイ・ホーム』が、マルチバースを描く最初の実写映画となりました。

スパイダーマンマルチバースを描くのにうってつけなんですよね。

実際にアニメ作品では既に『スパイダーバース』が描いていますし、そもそもアメコミは存在がマルチバースみたいなもんなわけで。ただそういった意味ではなく、視聴者が別世界を既に認知しているというのがデカい。

別世界から来たキャラクターが、その別世界でどんな人生を歩み、どう生きてきたか。その人となりや辿ってきた運命を知っているからこそ、立ちはだかるヴィラン達がただの敵ではなく、救済を求める一人の人間に見えてくる。

まるで3作品を同時に観ているような不思議な感覚になりました。

考えれば考えるほどマルチバースの一発目としてはこれ以上ない題材なのですが、実現するのは至難の業だったことでしょう。

ただでさえ権利関係の面倒なスパイダーマン。しかも20年前の映画からオリジナルキャストを集結し、さらにストーリーまで拾って整合させていくのは神業といって差し支えない。本当によくやってくれた。ありがとうございます。

 

5億点でタコ殴りにされた

小難しい話はいいんです。

5億点で殴られた話がしたい。

 

上映までひた隠しにされていた「過去作スパイダーマン総出演」。

試写会でも箝口令が敷かれ、トビーとアンドリューの出演はとことん隠されていたと。

本当によく黙っていたトムホ。偉いぞ。やればできるじゃないか。

 

序盤のドクター・オクトパス登場。「これ予告も観ずに来てたらここでめちゃくちゃアガったんだろうなぁ〜」って思ったんだけど、予告観てないとサム・ライミ版もアメスパも再履せずに来てたのでやっぱり予告観て良かった。

 

出たは出たが「あんた本当にサム・ライミ版から来たのか???同キャストなだけで全然知らん別の世界から来たんじゃないのか!?!?」ってビビってたけどそんなことはなかった!!!ようこそオクタビアス!!!!

 

サンクタム・サンクトラムで雪かきしてた2人誰?最初シャン・チーかと思ったけど顔違ったよね?

 

ドクター・ストレンジ、元医者なのに問診が雑。

とりあえず開腹してから考えるかの精神やめて。

 

魂抜くやつエンシェント・ワン思い出して泣きそうになるので好き。

 

ミラー・ディメンション。絵が楽しすぎるんよな。幾何学だから数学のほうが強いはよくわかんないけどそれも含め好き。

 

ネッドが魔術でポータル開いて*7*8

 

ポータルの向こうにアンドリューが映った時、もしかしたらスーツだけかもと思ってたんですよね。東映特撮ではあるあるなので。

それがマスク取ったらアンドリュー・ガーフィールド!!!思わずどよめきが起きる館内。膝を打ち、声の代わりに涙が出る出る。

 

「トムホちゃうやん。もっかいやってみ?」でもっかいポータルやったら次トビー・マグワイア!!!あああああああ!!!!お互いを試すようにウェブシューターの撃ち合い!!!もぉぉぉぉ!!!!

 

そこから始まるピーター身の上話。同じ想いをした人にしか共感できないところを、同じピーター・パーカーだから寄り添えるという展開。よき。

 

そういえば全員理系オタクだったなと思い出す研究室シーン。

3人揃ってヴィランの治療薬作るの胸熱。

「親友いる?」「いたよ。僕の腕の中で死んだ」の気まずい空気最高。

「ピーター!」「「「えっ?」」」「いやピーター・パーカー!」「「「いやみんなピーター・パーカーなんだけど」」」のくっそベタなやつ。

「えっ!?蜘蛛の糸身体から出るの???」「むしろ君ら出ないの???」のくだり。大変だこの映画、観たいやつ全部やる気だ。

 

ピーター自作品いじり。即観たいやつきた。

全部アドリブなんじゃないかってぐらい3人が楽しそうに話してて、映画観ながら夢なんじゃないかと何回も思った。

 

トビー・マグワイアがちゃんと年相応のまま来てくれて最高。腰が痛いスパイダーマン最高。

「背中伸ばしてやろうか?」のシーン、絶対に必要ないし無駄な数十秒だけど、あれこそが一番観たいシーン。

オマージュでありながら、17年ぶりにスパイダーマンを演じるトビー・マグワイアのメタでもあるのがオシャ。

 

アベンジャーズ入った!」「アベンジャーズって何?」「アベンジャーズないの!?!?」すき。もはや3人喋ってるだけで5億点が出続けている。

 

ヴィランとの総力戦。スパイダーマンは孤立無縁ゆえコンビネーションができないの○。アベンジャーズでコンビネーションを学んだトムホが作戦練るの◎。

 

予告の場面、意図して画角狭くしてドクター・オクトパス映らないようにしてるのかと思ったけど、普通にCG処理で消されてるだけだった。嘘予告パターン。

なんとなく予告にあったシーンが無いと悲しくなってしまう(カーズ3日本語版予告の「限界は誰が決めたんだ?」でめちゃくちゃ感動したので)

 

アンドリューの軽口が一番好き。やぁマックス。あとアンドリュー顔変わらなさ過ぎなーーー!!!

 

MJを救うアンドリュー!!!そして顔〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

なんて顔するんだお前〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

予告のMJ救出がトムホじゃなくてアンドリューだったのはめちゃくちゃ良い予告詐欺でした…

 

グライダーを止めるトビー・マグワイアーーーー!!!ノーマンを残酷な未来から救うトビー・マグワイアーーーーーーー!!!!(トムホ自身が復讐心を乗り越えてないじゃんと言われたらそれはそう)(トビーもアンドリューも○る時は○ってるし)

 

言葉にならなくてとりあえずハグするトムホマジかわいいだし俺らも今そんな気持ちだよって感じ。胸いっぱい過ぎて何も出てこんよね。

 

ドーナツ屋でのトムの顔〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!せつねぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!

喉まで声が出そうになってる顔凄いせつねぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!

 

ミッドクレジット。ヴェノムじゃん!観てな〜い!!!

やってしまった…でもなんとなくは知ってる。ピーター・パーカーを認知して終わったらしい。一緒に呼ばれてたのね。

世界一厄介な置き土産ありがとう。

 

今作、ヴィランがめちゃくちゃ楽しそうなんですよね。ウキウキで出演してるのが手にとるようにわかる。オクタビアスなんてもはや楽し過ぎてずっと半笑いなんじゃないかってぐらいの演技だった。それが最高に可愛かったんですけども。

 

サプライズでレジェンド出演、当時のストーリーを回収・保管し、現行ヒーローに自らの経験を踏まえたアドバイス

それでいてでしゃばり過ぎず、現行ストーリーの補佐に徹し、今のファンも昔のファンも納得させる…

ひらパーのヒーローショーじゃん!これ200億円かけたひらかたパークのヒーローショーだよ!!!

 

「ネタバレ厳禁!」「ネタバレ禁止!」「観たけど何も言えない〜!とりあえず観て!」みたいなのが多すぎて、「そんなのもうスパイダーマン勢揃いするって言ってるもんじゃん」みたいな状況になってましたね。*9

 

J・K・シモンズが自力でサム・ライミ版からやってきた問題。あれは変異体扱いらしいけど、別にMCU世界にJ・K・シモンズと同じ顔のジャーナリストがいてもいいと思うので説明不要派。MCU世界にはアルフレッド・モリーナの顔した科学者のオクタビアスがいてもいいし、ウィレム・デフォーの顔したプロテインメーカーかなんかの社長のノーマン・オズボーンもいてもいい派。

 

それならエマ・ストーンの顔のグェンがいてもいいので、アンドリューと街ですれ違う『バタフライ・エフェクト』みたいなシーンが観たかった。

 

ソニーとの契約なのかトムホとなのかわからないけど、元々はこの映画でMCUスパイダーマンは終わりって話だったので、最後のヴェノムの所外せばこれで終わりでもおかしくない作りになってた。なのでよりスパイダーマンのオリジンの物語になって、最後トムホがあんなことに。新三部作決まって良かった。

 

総括

間違いなく500億点の映画だけど、細かいところが気にならないかというとそうではなくて。

マルチバースで過去ソニー映画全部救済する!」がまず念頭にあって、それを実現させるために生じるノイズはある程度許容したんじゃないかと。(どうにかノイズを減らそうと努力しまくったのは随所に感じる)

グリーン・ゴブリンに復讐するシーンは、本来メイおばさんの言葉を思い出して自分で踏みとどまらなきゃいけないところだけど、トビーの救済を優先したのであぁなっちゃったのかなと。(あれはあれでめちゃくちゃアガったし泣いた)

序盤のヴィラン集めのところも、集めなくてもヴェノムが強制送還されたなら別に集めふ必要なかったし。(まぁ街は多少破壊されるけども)*10

500億点出す代わりに、『ホーム』シリーズとしての5億点は捨てざるを得なかったって感じる。

 

MCUが全力でやってもまだ粗が残る。レジェンド出演の難しさよ…

 

 

とはいえ、期待値を高めに高めた世界中の面倒くさいオタクの想像を遥かに超えたとんでもない映画を作ったなと思う。2022年のベスト映画を年始に観てしまったなという気持ち。

 

もう一回全部観て、また観たいな。

 

 

 

 

その前にデアデビル観なきゃ。


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*1:全3作

*2:全2作。アメスパ2大好き

*3:映画観た後の客にロビーとかトイレでネタバレされるの死ぬほど嫌い

*4:アメスパ2大好き人間、たまらんくて号泣

*5:神聖時間軸には影響無さそうなのでロキ頑張れ超頑張れ

*6:烈車戦隊トッキュウジャーのOVA。大好き

*7:なぜネッドが開けたのか…指輪あればわりと誰でもいけるの?

*8:そういやストレンジ両腕ボロボロだったので、実は才能と指輪があればわりと簡単な部類の魔術なのかもしれない

*9:「ネタバレ」に「サプライズ」という意味を持たせ過ぎている問題。黙らないことがそれすなわちネタバレになっちゃってると思う。急いで観に行ってよかった。

*10:今回ストレンジは一貫してトムホを少年として扱ってたので、「悪さをした子どもたちにちょっと罰でも与えるか」ぐらいの感覚だったのかもしれない

【映画】『キングスマン:ファースト・エージェント』感想

お久しぶりです。ブログを書くという意欲がどこかにすっ飛んでいきました。

 

最近推しの活動が活発なためライブレポばかりになってしまっているので、

今年はなるべく観た映画の感想を残しておきたいと思います。*1

 

正確には年末に観たのですが、書くのは年明けなので一本目。超過激スパイアクション映画『キングスマン』の前日譚、『キングスマン:ファースト・エージェント』です。

 

youtu.be

 

「アクション映画(スタント)といえばジャッキー・チェン」という偏った青春時代を過ごしたせいで、『007』シリーズや『ミッション・インポッシブル』シリーズといった有名どころを一切通らなかった自分が最初に触れたスパイ映画が『キングスマン』でした。

 

映画『キングスマン』予告編 - YouTubeyoutu.be

 

「スパイ映画あるある」を逆手に取ったようなイギリスらしさの詰まった手法、実際にロンドンにある高級紳士服のテーラーリングハウス通りの一角にスパイ組織が店を構えているという設定、町のゴロツキがマナーを学び、紳士(スパイ)へと成長するストーリーと、ワクワクを詰め込んだ傑作でした。

続く『ゴールデン・サークル』ではやや張り切り過ぎたのか、少々残念な出来ではありましたが、成長した主人公の姿とアクションには見所がありました。

 

映画「キングスマン ゴールデン・サークル」日本版予告 - YouTubeyoutu.be

 

そして今回の3作目。前2作の過去編にあたり、スパイ組織「キングスマン」の誕生を描く今作ですが、前作の出来があまりにアレだっただめ、正直期待はしていませんでした。

しかし、本作と同時に撮影が始まり、シリーズ完結編となる『キングスマン3(仮)』にも繋がるストーリーと言われれば観ざるを得ません。

何より、配給会社の買収やパンデミックによる延期が続き、2年以上も上映が遅れた今作を待ちに待っていたというのが正直なところ。

急いで前2作を再履し、「やっぱりゴールデン・サークル合わねぇ~」と愚痴をこぼしながらの鑑賞。以下感想です。

 

 

 

 

良かったところ

レイフ・ファインズの顔。ヴォルデモートと同じ人とは思えん。ド紳士。

 

・スーツのタグにタイトルロゴ出るところ。吹き替えで観たらゴシック体のカタカナ表記で出てきて笑いそうになった。

 

・史実に基づいたストーリー。第一次世界大戦の裏で暗躍する敵組織と、それを止めようとする諜報部隊いうif、大好き。

 

・「父から子へ」ではなく、「子から父へ」の継承。まさかコンラッドが死ぬとは。

 

ラスプーチンのキャラが気持ち悪すぎて最高。どっから声出てんだ。

 

・ポリー周りは本当に最高だった。彼女が今作の加点の殆どを担っていた。

 

・世界中のハウスキーパーがネットワークを構築して、アナログなスパイガジェットで諜報活動しているという設定。あり得ないのに「あるかもしれない」と思わせる絶妙なラインのフィクション。好き。

 

ラスプーチン戦のアクション。オチまで含めてとてもキングスマンらしくて良い。

 

 

悪かったところ

・「礼節が人を作る」は創始メンバーの誰かが言わなくちゃダメ。ここだけは譲れん。一作目でハリーが言うシーンに繋がらないし、仮にオックスフォード公が後に流用してたとしても、初出が敵なのはちょっと…

 

ラスプーチン気持ち悪すぎる。オックスフォード公の脚治すところはどんな顔して観ればいいかわかんなくなった。(息子で色仕掛けしようとしてたら自分がターゲットにされる展開は好き)

 

・ポリー無双。何でも出来すぎるのでもうちょっと能力散らしても良かった。ハウスキーパー人海戦術を持ちかけてきたポリーにガジェット開発する陰キャギーク使用人とか居て良かった。暗号もその人に解かせて。

 

・キスシーンいらん(あそこハグでええやろ)

 

コンラッドと入れ替わった伍長、何もしてないのにランスロットの名前貰って創始メンバーに居るの違和感すごい。(諜報機関故に、内情を知るものをそのまま返すわけにもいかず・・・といった部分があるのかもしれないけど、あまり納得はいかない)(言うほど伍長なんも知らんし)

 

コンラッドなぜそんな前線に行きたがるのかわからなかった。国のために戦いたいだけなら、ラスプーチン暗殺作戦以降もオックスフォード公と共に陰で戦えば良かったのではと思ってしまう・・・

 

・ラスボス。引っ張ったわりに特に驚きに繋がらなかったのが悲しい。アクションシーンもラスプーチン戦には及ばない。敵地着いてから、高所から落ちる落ちないのシーン多くない?

 

・オックスフォード公が飛行機にぶっ刺さるシーン、ギャグマンガ日和ライト兄弟の話に似たようなシーンあったなって思ってめちゃくちゃ笑ってしまった。

 

 

総括

キングスマンを観たくてキングスマンを観に来たのに、キングスマン欲が満たされなかった」といった感じ。

ド派手アクションとスパイ道具を駆使してイギリス紳士が人をぶっ○しまくるのがキングスマンだと思っていたので、まさか歴史映画になっているとは思わず。

再履すべきは過去2作ではなく世界史だった。

無印で好評だったものを、悪い意味でバージョンアップさせて失敗する続編というところまではよく見かけるけども、失敗を反省して逆方向に振り切り過ぎるというのは珍しいなと思いました。

 

過去作の中で再三『キングスマン創始者』について語られていたので、どういった人物なのかについては気になっていたのですが、やはり創始までを描くとなると少しカタルシスに欠けるなと。

初ミッションぐらいは見せてほしかった。

まぁ今作『ファースト:エージェント』の続編も予定されてるらしいので、そちらで語られるのでしょうが。*2

 

視聴前、「無印ほどじゃないにしろゴールデン・サークルは越えてくるだろうな」ぐらいの気分で劇場に向かったのですが、その通りの感想でした。

 

エグジーとハリーの物語が観たい。



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*1:ふせったーは便利だけど振り返るのが面倒

*2:ステイツマンの掘り下げはぶっちゃけ興味ない

【ネタバレあり】ライブレポ T.M.Revolution LIVE '21 -VOTE- 7/4 フェスティバルホール(大阪)

【はじめに】

  • ネタバレ全開です
  • MCの文字起こしはなるべく原文のままを意識しますが、上手く文章として成り立たない部分は、僕の記憶とニュアンスで補完します。貴教の言ったこと(言いたかったこと)を大きく逸脱しないよう心がけますが、なんの保証もありません。
  • 過去参戦時と同じ部分は割愛する場合があります。過去レポをご参照下さい。
  • 間違ってる箇所があったらご指摘ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

00.開演前

 

 座席が連番内でも一席空くようになってる。全席そうだったかは未確認です。少なくとも1階前方はそう。

 

30分前と10分前に影ナレ

 

「新党『革命』令和三年第一回臨時党大会」

「コロナ禍の折、党としていかに安全に開催するか検討に検討を重ね、感染症対策のルールに従い、最新の注意を払い本日を迎えております」

「不要なご移動、通路での滞留、会話をお控えいただく等ご不自由をおかけいたしますが、政府、自治体のガイドラインに則り努めてまいります」

「また、今回の臨時党大会は、発生から10年を迎えた東日本大震災の復興支援を目的としており、チャリティーグッズの販売を行っております」

「合わせまして、東日本大震災チャリティープロジェクト『STAND UP! JAPAN』の義援金の受け付けを行っております」*1

 

ここからライブの注意事項。

「会話、歓声、歌唱、ヘッドバンギング、背中を背もたれから離して前のめりになる行為、スティックバルーンを高く上げて後ろの方の視界を遮る等、周りのお客様への配慮を欠く行為はお慎みださい」

と、スティックバルーンの文言が増える。

 

ドリンクスタンドにドリンクなし。

影ナレ終わりぐらいにSPが持ってくる。マジで忘れてたっぽい。

 

17:59 威風堂々。やや押してる。

18:03 SPチェックからの貴教登壇。

 

「武士の やばせの船は早くとも 急がば回れ 瀬戸の唐橋」

「遠回りでも着実に進んできた25年」

「変革を余儀なくされ、世間からは厳しい目を向けられることも」

「文化を求めることが悪とされつつある昨今」

「『経済に活力を』との、声なき声を聞き、決意いたしました」

「託された想いに今を尽くそうと」ドドンッ*2

「時代が今なら躊躇わない!!!」

01.Committed RED

 

 

バスドラ強っ

スピーカー近づきるからか?オケが全然聞こえない。

なんなら耳痛い。(調べたらフェスティバルホールは音響最強らしい。実際どうでしたか?正直良いとは言い難いのですが)

 

「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

「改めて、我らが歩む道のりは尋常じゃない茨の道であります」

「待てど暮らせど夜明けのこない」

「これ以上赤い血を曝すわけにはいかないのです」

「形振り構わず明日をこじ開け、世界を回せる力で」

「混沌を照らし」

「夢の限り突き進む」

02.DOUBLE-DEAL

 

 

間奏のライトが赤青。真田伊達みがある。*3

「大変失礼致しました。つい高ぶってしまい」

「改めて、感染症対策、地方創生待ったなしであります」

「何もせず手をこまねいていては、錐揉み奈落の底へ落ちてゆくのが目に見えております」

「情熱の残響」*4

「雷鳴を抱くこの胸は」

「義を見てせざるは勇なきなり」

「我に続け!」

03.SWORD SUMMIT

 

 

頭サビは演説台で歌い、その後は前に。不動のセンターポジ。

 

「不撓不屈」

「この道より、我を生かす道はなし。この道を行かん」

「我のみぞ知る」

04.Naked arms

 

 

自分の曲だと言わんばかりに前に出てくるIKUOさん。そうですあなたの曲ですよ。

サビでオレンジのライトが下から上へせり上がるような演出。『昇る太陽』への熱いリスペクト。隠しきれない日の出み。あけましておめでとうございます。

アウトロで、「こんなもんか?」みたいな流し目をしながら、肩に乗ったホコリを払うような動作。萌え。死んでしまう。

 

歌終わりMC。

「今日は特別な…特別な大阪のライブへようこそおいで下さいました」

「ご存知かとは思いますが、25周年ということで」

「25公演。大阪からちょっと離れた滋賀でやらせてもらっています」

「2021年、オリンピックとか色んなニュースが飛び交いすぎて、傷ついた人を置き去りにしがちになっている(世の中が)」

「震災から10年を迎え」

「(震災のあった日)CLOUD NINEツアーのリハを東京でやってて、急遽大阪に移動してリハ。ツアー初日も大阪でした」

「そんな思い出のある大阪でのライブから、東京、東北へとツアーを繋げ、想いを繋いでいきたいと思っています。宜しくお願いします」

「今は何をやっても言われてしまう。正しいと思うことをやっていくしかないと。これが25周年の決意」

 

ここから孔子の話へ。

「小さい頃から心に残っている言葉がある」

「一以貫之」

「一つのことを思いを曲げずに貫き通すという意味」

「『夫子の道は、忠恕のみ』と心がけております」

 

 

「故に」

05.Save The One,Save The All

 

 

「故に」からそのまま一護に入るの卍解みたいで好き。

今回の臨時党大会で必ず歌わなければならなかった一曲。

そしてまだまだデカいスピーカーの音。ギターソロで耳が破壊された。

ジャケット脱ぎ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

06.resonance

 

 

下手お子様にニコニコの貴教。

『昨日よりちょっとマシな絆を信じてみようか?』で手をちょっと🤏にする貴教。おちゃめ。

 

たし

かに

なれる

 

にまだ慣れない。びっくりする。でも好き。

アウトロ、ハンドポケットで肩で風を切るような動きでイキる貴教。今日どうしたの?可愛いね。

 

曲終わりMC。

「やー嬉しいね。ありがとう。久しぶりやね」

「今日は皆の指の指紋が取れるぐらい拍手をいただきたいと思いますw」

「暫くぶりのT.M.Revolution

「久しぶりに大きな、ハッピーなニュースが最近ありました。知ってますか?」

劇場版SEEDの話へ

「随分前、それこそ20年前、ちょうどSUMMER CRUSHの時、楽屋に監督がキャラデザと共にやってきました」

「どこへ行っても劇場版の話を言うから、オオカミ少年扱いを長年されてきた(笑)」

「後で思い返すと『あと2cm掘ってたら届いてたのに』っていうこともある(言い続けて良かったの意)」

T.M.Revolutionとして作品作りに携わっていける喜び」

「この気持ちを2023年まで持ち続け、熱い想いを繋げられたらと」

「これこそ『願い』ではなく『祈り』である」

07.INVOKE

 

 

原曲オケ残りが一番嬉しい曲。INVOKEは間奏がキモだと思ってるので。間奏の前半はギターソロが被ってるのであまり聴こえないが、バチバチに原曲の音使ってるのでアガる。

きっちり『キミにあるから』2回。

歌い終わりでベスト脱ぎ。いいペース。

08.ignited -イグナイテッド-

 

 

INVOKEからそのまま入るスピード感たまらん。その勢いのままネクタイを緩め歌唱へ。

『心しか抱きしめる物のない』でいきなり「もうこの目の前の人は手に入らないんだ」と気付かされ号泣。ライブ中に失恋した。

ご結婚おめでとうございます。

 

勢いのままネクタイを投げ捨てシャツのボタンを開けていく貴教。

そのままミーティアへ。

09.Meteor-ミーティア-

もうボタンは中間の2個ぐらいしか止まっていない。お腹も出ている。全員で凝視すればボタンのひとつやふたつ念力ではじけ飛ばせるんじゃないかとオペラグラスでガン見。気合い入れてけ〜

暗転後波の音入ってる疑惑。入ってます入ってます。

 

10. vestige-ヴェスティージ-

 

 

胸のはだけ方がエグい。そのための裁縫が施されてないと開かない開き方。ジョルノ・ジョバァーナみたいになってるよ!

位置的に左乳首しか見えず。下手からは以上です。

『残して此処に』で胸を叩く貴教。見てるのがバレたのかと思った

 

これが20年以上愛した男の身体だ(メモ原文まま)

 

アウトロで下手にはける貴教。

サポメンソロパート終わりですぐ暗転&\ポーン/

 

ステージ下手の幕前の通路あたりからウグイス嬢ナレと共に登場。

客席通路通ってくる演出は初日のみか?

上手SPに拡声器渡される。



11.Out Of Orbit -Triple ZERO

 

 

紫ライトのせいで妖艶さがすごい。

お立ち台で下からライト浴びながら、しゃがんで客席睨んでたのたしかこの辺り。獣の目。

初参戦の連番者がぶち上がっていたご様子。

 

「空の声が宙を舞う!!!」*5

 

 

12.魔弾~Der Freischutz~

 

 

エロ党首(メモ原文まま)

魔弾はクラップ曲へと進化を遂げました。ご査収ください。

お立ち台の前に足くんで座って歌う貴教。

 

大サビ前のブレイク

「ええで…大阪…えっちょっまっ…www『はばたきー!

というトチりボケ。背中を座席から離さずにズッコケろと要求されている。大阪への信頼がでかい。

 

歌い崩しは全部上。これよこれこれ〜〜〜〜〜〜〜!!!

滲み…うん…ごめんよく見えなかった。

13.THUNDERBIRD

サビ前でストロボのように白ライトが煌めく。オペラグラスはマジで危険。

ここら辺までバスドラがめちゃくちゃ強かった。イヤホン必須だなと痛感。

アウトロで貴教が『抑えて』の手の動き。ヒゲダンスではない。

サポに向けてか袖に向けてか。視線は客席のままのため謎。

後半音圧下がった気がするので関係してるかも。気のせいかも。

 

歌終わりMC。

「どうですか久しぶりの大阪。楽しんでいただけてますか?」

「今年に入って、月に1回とか2回とか。例年に比べて関西で色々させてもらっています」

「イナズマのこととか地元のこととかもあるけど、今まで関西で続けてきた繋がり。京都や大阪。改めて大きな存在なんだと感じました」

「何ができるのか?何が正しいのか?ぶっちゃけ今もわからない」

「信じているのは、今できることは、目の前の人を笑顔にできること。それを貫くことしかできない」

「でも2021年、悔しいだけではない。絆が生まれた」

「僕にしかできないこと、欲望は今まで以上」

「だからこの曲を贈るぜ大阪!」

 

14.LEVEL4

 

 

\Hey! Hey! /と\1.2.3.4!/はIKUOさんが言ってたのね。

たぶんサポメンがマイクでコールしてる演出なんだろうけど、IKUOさんだけが言ってた。角度で見えなかっただけでほかのサポメンも言ってたのかもしれない。

オケが聞こえにくいだけかもしれないけど、上記のコールがやけに小さく聞こえた。

 

「さぁ皆、まだ夏は来てないけど」

「ここ大阪だけは夏にしようぜー!」

15.HIGH PRESSURE

 

 

曲中SP登場。お立ち台を乗り越えて歌おうとする貴教を制する。

上手の人が下手に、下手の人が上手に居て困惑。

何かあるのかと思ったら普通に間違えてたっぽい。すぐ入れ替わってた。

 

何あいつ?的いじり

「(上手に)空気読め!」

「えっなんで?(下手)全然踊ってない。(上手)めちゃくちゃ踊ってる!すごく邪魔!!!」

SPはけさせる流れでそのままホトリミへ

 

「はいもー行きますよ!もういっちょ!!!」

16.HOT LIMIT

 

 

今日一楽しそう。俺も楽しい。

間奏前にネクタイ外し

 

「大阪的にも」

 

アウトロは手拍子煽り。かと思いきやハンズアップ煽り。クラップ派です。

コロナ明けたら真っ先に聴きたい曲。

17.WHITE BREATH

 

今日はクラップ煽りが多い気がする。

なんとなく貴教を見てて、「今日は『楽しい』が勝っちゃってるような気がするな」と思った。色んな意味で。

 

曲終わりMC。

「ありがとうございます」

「今回のこの大阪でのライブ、もう少し早く発表したかった」

「本当は6月頭ぐらいに出したかったけど、緊急事態宣言の延長があって」

「『こんな急に言われても休みとるの大変やで』って人もいたと思う。来てくれてありがとう」

「来れてよかった」

「(ライブを演ることについて)何言われるか不安だったし、みんなが何か言われるんじゃないかと悩んだ」

「けど、今日この時間があってよかった」

「みんなマスクの中で声出さへんよう頑張ってるのわかるから申し訳ないけど」

「それでも顔が見れてよかった」

「25周年のまさかこんなタイミングで、世界中巻き込んだことになるとは」

 

この辺りで剣心イントロ

「10年前、当時大阪来ていまだに覚えてる」

東日本大震災の映像を見てた大阪の人が『神戸も終わったわけちゃうで』と言っていたとこ」

「忘れてはいけないことがある」

「心が荒んで、人を傷つけてしまうこと、思いの丈をぶつけてしまうことがあるかもしれない」

「そんな今だからこそ、優しさを届けてあげてほしい」

「だからこそ、今できることを届けに来ました。大阪へ!!!」

18.HEART OF SWORD

 

 

想いが強すぎて入りを間違えてしまう貴教。この曲に乗せて届けたい想いがある。なにより貴い。

入りがなんだ!プロのサポメンが全部合わせてもっかいやってくれたわ!流石だな!!!

 

「何か思うことがあるなら、俺が全部受け止めるよ」

「出してこい大阪!」

 

本当に今回の剣心のアレンジ最高なんで耳澄まして聴いてほしい。音源くれ〜

オケの音がもう聞こえない耳になってしまったので、最初パリピ感が薄れたんじゃないかと聞き間違えて喜んでたけどきっちり入ってました。

 

「俺がいるよ。だろ?大阪!」

 

歌い終わり

「ありがとう。本当に」

「やっぱ逢えてよかった。せやろ大阪!」

下手はけ

アンコール

 

 

この時点で19:55

手拍子がめちゃくちゃ走ってて凄いことになってたけど、ある瞬間から一斉に揃ったのゾワッとした。

貴教のラババンは右は大阪限定のネイビー。左はBのネイビー。

 

出てきてすぐスティックバルーンイジり。

「その変なやつ(笑)なんぼあってもいいですからね(笑)」

フェスティバルホール久しぶり。ZEROTOPIA以来?」

「本当大阪も緊急事態宣言長かったし、明けたと思ったら延長されて」

「よーきたでほんま。ありがとうございます」

「まぁ過去には当日チケット売ってその日の夜ライブなんてのもありましたけど」

「改めてありがとうございます」

「実はライブ前大変だった」

「先月30日に滋賀入りして、1日は朝から滋賀のこと。2日にばあさんの顔見て」

「それから大阪居たんです」

「けどサポメンとかスタッフとかは昨日来る予定だったけど、雨のせいで急遽飛行機で当日入りになって」

「それも間に合うか間に合わへんかわからんぐらいの状況で」

「『一人で何やろか』って考えてたから(笑)今はホッとしています」

「このまツアーを続けて、8月は東北行って」

「このリストバンドと想いを伝えていきたい」

 

「いこか大阪」

EN01.BLACK OR WHITE?

今回魔改造クラスのアレンジが多数なんだけど、全体的に原曲リスペクトがめちゃくちゃ強いのがいい。フレーズ残りまくってる。

それが今までにあまりないタイプなので、アレンジャーがほんと気になる。教えてくれー

そのままRAIMEI

 

EN02.RAIMEI

白と黄色のライトがド派手に光り輝く演出好き。イナズマポーズは某所*6から輸入しました⚡

叩きつけるような歌い方だったなと。

そもそもRAIMEIがめちゃくちゃキー高い曲なんだけど、普段はもっと余裕ある歌い方をしてる。なんとなく、喉が開いてないのを無理やりこじ開けてるような感じ。

 

歌終わりMC。

「なんかこうやってライブができて、大阪帰ってこれて」

「やらなきゃいけないことがたくさんあると気付かされた」

「『BLACK OR WHITE?』って曲をT.M.Revolutionになる前に歌ったのもこの会場でした」

「さぁラスト!」

 

EN03.Lakers

 

 

曲間にもめちゃくちゃ喋る貴教。

「大阪で歌うの初めて!Lakers!」

「大阪で歌えるのめちゃめちゃ嬉しい!!!」

 

曲終わりMC。

「さすがに25年も一緒にやってると、声なんか出さんでもばっちり(笑)」

「めちゃめちゃ楽しかったです。ありがとうございます」

 

サポメン紹介からのいつもの礼

「最後までソーシャルディスタンス(笑)」(サポメン距離取って並んでの意)

「なにはともあれこれを置いていかなきゃ。また会おうぜー!!!」

下手はけ

規制退場(1階2階共に後方から出すやつ)

 

  • 20:20終了。だいぶ巻きで終わった感じしたけど時間はちょっと早いぐらい。開演遅かったので少しでも早く終わろうとしたのかも
  • The edge of Heaven&Revolutionも途中で切って規制退場だったし
  • 後半、機材の不調かなと思う箇所がいくつか。プロンプターの故障かもしれない。イヤモニをやけに触ってたような気もする。
  • それに影響されてか、貴教もやや不調な気がした。喉を痛めてるとか体調がというより、喉が開いてない感じ。
  • 一ヶ月ライブが無かったのもあって、感覚が少し鈍ったのかも。たぶん貴教は歌うことでコンディション整うタイプなので
  • それはそれとして本人はめちゃくちゃ楽しそうだったので何よりです
  • サポにMCで一切触れない珍しいライブだった。ツアー初日でももう少し触ってたのに。
  • ライブ中は仲睦まじくしてました
  • 規制退場待ちの時に後ろの野郎が「全部知ってる曲だった!!!WILD RUSHが良かった!!!」って大騒ぎしてて微笑ましかったけどまずは黙ってくれ。あとWILD RUSHは演っていない。
  • カステラ売り切れ未確認です

*1:30分前影ナレのみ、「換気を強化しており〜といった会場設備の説明があった気がする」

*2:ここ好き超好き

*3:今ツアーのカラーが赤青なのでたぶんBASARAは意識してない

*4:ちょくちょく引用部分が変わってる気がする。前回は『真実の残響』だったので

*5:好き好きポイント

*6:

【ネタバレあり】ライブレポ T.M.Revolution LIVE '21 -VOTE- 6/4 栗東芸術文化会館SAKIRA(さきら) 大ホール(栗東)

【はじめに】

  • ネタバレ全開です
  • MCの文字起こしはなるべく原文のままを意識しますが、上手く文章として成り立たない部分は、僕の記憶とニュアンスで補完します。貴教の言ったこと(言いたかったこと)を大きく逸脱しないよう心がけますが、なんの保証もありません。
  • 前回参戦時(5/13)と同じ部分は割愛します。そちら(https://yan.hatenadiary.com/entry/2021/05/15/103008)をご参照下さい。
  • 間違ってる箇所があったらご指摘ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

00.開演前

開演30分前に影ナレ。(前回は入場が遅かったので聞けませんでした。)

「新党革命。第七回党大会~」とツアーの本数と合わせてくる。

ヘッドバンギング等はお控えください」「座席の背もたれから離れて前のめりになる等、周りのお客様への配慮を欠く行為はお慎みく

ださい」と、「NOTICE」に追記された文言が増える。

15分前にも影ナレが入り、その後楽器リハ。

演説台の前に置いてあるステージドリンクが2本。赤と白。自分のステッカー貼ってあるの可愛い。ちょこナイで言ってた「箱がベコベコで届いたやつ」かな?

 

威風堂々に合わせて起きる手拍子。やはり早い。そしてやはり合わない。

開演3分前。SP2人によるステージチェック。定刻通り貴教を誘導。

党首挨拶。「立党」と「栗東」が混ざる演説にこちらが混乱する。

「雨に晒され、風に叩かれ、炎や雪に行く手を阻まれることもありました。」

 

「大都市のみならず、地方の経済も疲弊し、変革を余儀なくされております。」

「時代がそこなら 躊躇わない」

「そんななかで、自分にしかできないこと。地方に活力をもたらし、文化、芸術、エンターテイメントに風穴を空けていく。」

「痛みを背負う覚悟であります。成さねばならぬ。」

 

01.Committed RED

やはり原曲イントロにRe:boot。熱の籠った演説から入る一曲目として5億点。

 

演説台で歌いきりそのままMCへ。

「尋常じゃない茨の道」

「待てど暮らせど夜明けの来ない」

「赤い血を曝すわけにはいかないのです」

「形振り構わず明日をこじ開け」

「混沌を照らし」

「夢の限り」

 

02.DOUBLE-DEAL

赤白ライト。回ってません。

 

歌唱後MC。

「大変失礼しました。興奮してしまいました」

「改めて、地方創生、感染症対策待ったなしの状況であります」

「錐揉み、奈落の底へ落ちてゆくような今の状況で手を拱いているだけでは意味がありません」

「義を見てせざるは勇なきなり。これこそ真実の残響ではないかと」

イナズマロックフェスは13年を迎え」

「雷鳴を抱くこの胸は、どこへ向かうのか?」

「我に続け!」

 

03.SWORD SUMMIT

 ドセンで歌い続ける貴教可愛い。

ライトは緑。

『奈落の底へ』で親指下向けるの最高。主に顔が。

 

 

「不撓不屈」

「この道より 我を生かす 道はなし」

 「我のみぞ知る」

 

04.Naked arms

ライトがすごくカラフルだった。

『転がり堕ちて』のところ最高に好き。

 

通常MC。声が出せない客席は大変だという話。

「普段だったら(客席を)煽ったり、ディスったり、遊んだり。こっちは適当にやってるけど(笑)」

「(そちらの気持ちは)十分受け止めてる。ありがとう。」

「こちらとしてはいつもと変わらずお送りしているけど」

「むしろみんなのほうが大変だよね」

ここから京都で女装したおっさんがパンツ丸出しで立ってた話。

必死でメモ取ってた俺に謝って?

そこそこ尺使って話してたのに最後おっさんのパンツが赤かった話に着陸したときペン落としそうになった。

「京都も凄いことになってるねwww」

 

「今日ライブに初めて来た人ー!」

「宗教団体へようこそ。定期的なお布施が喜ばれます(笑)」

「僕がやってること。言葉にするのが難しいと思ってたんですが、孔子の言葉にこういうものがあります」

「一以貫之」

「一を以て一を貫くとも読みます」

「夫子の道は忠恕のみ」

 

05.Save The One,Save The All

ライトは青。『一人じゃない』のとこがタメ長かった。

この辺で気づく。「あれ?全曲初日と若干アレンジ違くね?」

単純に最前でドラムの生音がバチバチに聞こえたせいかもしれない。

まぁツアーの最中にアレンジがちょこちょこ変わるのはいつものことなので、そうだったとしてもそうなんだろう(?)

 

06.resonance

ライトは赤とか黄色とか。紫が正解でしょと思ったらしっかり紫も。

『ヨレた世界をケリつけて』で虚空を蹴りつける貴教。可愛い。

サビ前等のマイクなし。

最後の『確 かに なれる』のとこ、慣れたら気持ちよくなれるタイプのキメ。

 

歌唱後MC。

マイクにドリンクの氷の音。犯人は淳士さん。

「会場小さいんだから。ドリンク飲む音だって拾っちゃうのよ(笑)」

「皆さんに説明します。あの男。カフェオレ飲んでます。」

「普通さ?水とかアミノ酸とか。次の日に疲れ残さないようにとかさ。栄養補給~とか代謝を~とか考えてステージドリンク飲むのに。カフェオレて。」

 

貴教「それいつ作るの?」

淳士「あさ」

貴教「www」

「ステージドリンクに乳製品飲んでるやつ見たことねーよwww」

 

会場の話へ

「日頃こういう小さい会場、今日だと400人ぐらいしか入れてない」

「こんなのデビューしてすぐのライブでもそう経験ない」

「あいつはしゃいでるやん?と思っても温かい目で見てほしい(笑)」

「はじめてのおつかいだと思ってwww」

 

「(業界内で)最近一緒にやってた人、あ~見てないなって人。色々いる」

「会わなくなった人、出会った人。それぞれいる中で」

「16年。諦めかけてたことも、願ったら引き寄せされました。最近そういうことがあった」

ガンダムSEEDの劇場版がやっと!放送から20年。そのうち3年ぐらいしか放送してないのにwww」

「紆余曲折ありました(笑)」

「(T.M.R.の活動を)どこかで区切って、節目を作っていたら、この瞬間を迎えられなかったかもしれない」

「やっててよかった。ありがとうございます」

「これこそが『願い』ではなく『祈り』である」

 

07.INVOKE

裏で原曲の音うっすら鳴ってるのよき。

間奏のギターソロが原曲なぞっててよき。

『キミにあるから』の2回目はマイク通さず生声。聴こえず。

歌唱後ジャケット脱ぎ。前回よりペースが遅い。これではシャツが脱げない。

 

08.ignited -イグナイテッド-

『堕ちてゆく』で親指を下に向けるの最高。主に顔と仕草が。

貴教に堕ちてゆく自分は明らかに人生のQOLが向上しているので、こちらとしては中指を立て返してあげたい所存。しかしこれは間違いなく怒られるので、真壁刀義よろしく人差し指で代用したいところ。*1

最後のシャウト良~~~!!!歌うまいなうちの大将は!!!

ベストの背中部分ナイロンで暑そうとか思って汗染み探しててごめんよ!!!

 

09.Meteor-ミーティア-

スーツの柄見てた。グッチだなー。

ネクタイの柄わかんねぇ。

ライト

は緑と白。

曲終わりにベスト脱いでネクタイ緩め。

暗転後波の音入る。初日は無かったはず。

 

10. vestige-ヴェスティージ-

ライトは紫。Bメロで緑。サビで白。

貴教のシャツの汗染みないのでおかしいなと思ったら全部びしょ濡れだった。

そうだよね暑いよね。俺も暑いもん。

てかなんか今日空調効いてなくない?ロビーからずっと感じてたけど。めちゃくちゃ暑いんですけど。

ガンダムメドレー4曲、MC無しで歌い続けてるのでやや疲れが見える貴教。

愁いを帯びた瞳と流れる汗にギュンギュンくる。

オペラグラスが捗る。*2

 

アウトロで下手へはける貴教。

落ちたタオルを回収する上手SP。ちゃんと仕事するのな。

 

各楽器ソロ。

IKUOさん→SUNAOさん→柴さん→Wギター

淳士さんは繋ぎの演奏のみ。

 

その後暗転のままオービットのイントロ。

この日は客席からではなくステージ下手からSPと共に貴教登場。情勢を見てなのか会場のキャパなのか造りなのか。

ウグイス嬢の人がノリにノってた。

「故郷滋賀を愛し、故郷滋賀に愛された男、西川貴教が、お近くにてご挨拶させていただきます」



11.Out Of Orbit -Triple ZERO

拡声器は水色(ラババンのBLUEと同色?)。ツアーロゴ入っててかわいい。

『生でするからイイんでしょう』を目の前でやるのは本当にダメ。みんなが見てるから。

個人的に好きなアレンジのひとつ。アンカバ2といいオービットはアレンジが優遇されている気がする(個人差があります)

貴教も楽しそう。

 

ここからもう一段クラブアレンジ寄りに。

「空の声が宙を舞う!」

 

12.魔弾~Der Freischutz~

 折り畳みしてぇ~。

お立ち台にしゃがんで親指で下唇拭いながら上手睨むのやめてもらっていいですか?僕こっちなんで。

紫のライトぐるぐる回ってた。

Bメロ手拍子煽り。

 

大サビ前「・・・気持ちいぃ。」

 

コーレスなし。

歌い崩しなし。

 

13.THUNDERBIRD

荘厳さマシマシアレンジ。

オペラグラスを縦使いして片目を裸眼で観ることにより、裸眼(実物大貴教)とオペラグラス(拡大貴教)を同時に重ねて観ることができることを発見しひとりで大興奮。目が二個あってよかった。直後青のストロボで目を焼かれるのですが。

 緑のピンスポあり。

 

曲終わり、汗がすごかったのでイヤモニに汗が入ったのか暗転中に拭いてた。

「どうすか?楽しんでますか?」

「うれしい(笑)」

「自分で言うのもなんですが、25年。伊達や酔狂でこのよくわからないプロジェクトを一人で引っ張ってるわけではありません」

「我々にしかできないライブを作っている自信がある」

「色々な人がいる。人気がある人、流行りの人。」

「でも、僕には僕にしかできないことをやる」

「それしかやり方を知らない」

「そうさせたのはお前らだよな!」

「たぶん、この楽しさを知らない人がまだまだたくさんいる」

「そう思うとワクワクする」

「目の前にいる、見えてるやつらを幸せにするのが僕の使命だと思っています」

「目の届かない所にいる人たちを幸せにするにはどうすればいいか?」

「自分が高い場所へ登ればいい!」

「欲望には限りがない!」

 

14.LEVEL4

「この人数でめいっぱい揺らそか!」

『君』で指差し貰ってホの字故メモがありません。

 

「さぁ温まってきました。外は雨模様ですが、この場所だけでも夏にしよかー!」

 

15.HIGH PRESSURE

縦ノリ楽しいのよ。できないけど。

他のアレンジより一際強くバイブスを感じる。

『ボクの明日はどっちだ⁉』→上手~

 

終盤お立ち台の前に回り込んで来るもSPに制されて下がる貴教。

手拍子コーレス煽り。

ラスサビで一緒に踊るSP。

「(上手SP見ながら)なにそのはしゃぎっぷり!」

「(下手SP見ながら)全然踊んないな!」

「(上手SP見ながら)はしゃぎすぎなんじゃないか?」

「解散っ!」

SPはけー

「はい!参りますよ!つぎー!」

 

16.HOT LIMIT

「いきますよーせーのっ!」

\YO!SAY!/

 

たのしい~~~!!!いちばんたのしい~~~!!!!!!

 

栗東的にも」

 

手拍子コーレス煽り。Clap!Clap!

 

17.WHITE BREATH

ここまでのばか騒ぎ的ダンスアレンジからすると、やや知的な印象すら感じる既存ダンスアレンジ。基準がおかしくなってる。

ライトは白。

 

歌唱後暗転して貴教がドリンク飲んでる最中、拍手が自然と三拍子の手拍子に収束していく

「何気に今回、今みたいに自然と会場がひとつになるの初めてのことでした」

「嬉しくて、ずっと聞いていたかったけ話しかけちゃった。ありがとうございます」

「今日も全国で雨が降ってて。憂鬱な気分の人が多いと思う」

「僕にとっては、今日の前半のファイナルである今日が雨で幸せです」

「家族の節目はいつも雨でした」

「じいちゃんの葬式は大雨でね」

「外のテントに溜まってる水を親父が傘でつついて落とすもんだから、知らない親戚のおっさんがびしょ濡れになったりしてw」

「おふくろの納骨の日も雨が激しくて」

「イナズマもそう。なんか雨ばっかりの印象あるって言われるけど、前半の方はそうでもなかったんやけどね」

「おふくろが心配してんのかなと思ってる」

「支えてくれる大切な家族が見つめてくれてるようで」

聖火ランナーも大雨でした(笑)」

 

「大きさ、場所、タイミング。ライブができることは当たり前じゃないと思っています。ありがとうございます」

剣心イントロ

「不思議なもんで、色んな国や地域、場所で。言葉の伝わらない人が、歌うこと、作ることを待っててくれる人がいる」

「滋賀にいたころは考えもしなかった」

「歌うことしかできなかったけど、その自信だけでここまできた」

「回り道しても、逢いたい人には必ず逢える。」

「いつかこの一言を言うために、また来ていいですか?」

「ツアー続けてもいいですか!?」

 

18.HEART OF SWORD

いっちばん好き・・・今回いちばん好きよ剣心。

史上最も好きなアレンジかもしれん。ややパリピみのある音源が少し入ってるので、

ツアー終盤あるいはイナズマとかどこかでセトリ再構築する際にそこが薄まったら向こう20年戦える・・・(個人的な感想です)

原曲のフレーズ残ってるのもいい。

青ライトがサビで白になるのが夜明け前って感じがしてすごくいい。

エメラルドっぽい色のライトが綺麗ー!

 

「本当にありがとうございました」

「最高でした」

 

アンコール

貴教はけてからすぐに始まる手拍子(主に隣から)

手拍子めちゃくちゃ早くなって全然合わなかったけど、なんか貴教急かしてるみたいでなんか面白かったです。

急かされた貴教はツアT(B)のネイビー。サポメンはAのグレー。

ラババンは右手にBのネイビー。左手にAのブルー。

 

「今日は前半のファイナル。次は10月?」

「間にイナズマがあったりしますが」

「こんな状況で、いつも通りとはいきませんが」

「地域の方に不安や心配をかけないよう(やりたい)」

「医療従事者の方の負担にもならないよう」

感染症とはこれから2年3年と付き合っていく覚悟をしながら」

 

「あまり知られていませんが。というか知らんぷりしているのかもしれませんが」

「1996年。僕がデビューした頃から、日本は成長していないと言われています」

「ですが、支えていきますので。上手く回してく」

「僕が橋渡しと言われるように。なので長い目で見てください」

「応援してよかったと思われるよう努めていく」

「なーんて、固いことを言いながら」

「次の曲行くぜー!」

 

EN01.BLACK OR WHITE?

「マスクをしたままでいい!心の中で声を聞かせて!」

改めて聴くとけっこう弄られてんなという印象(アレンジの話)(ブラホワ演ったという事実が目を眩ませてた)(1.2.3.4!入ってるんだからそれはそう)

ライトも貴教のダンスも激しい激しい。楽しそうに踊りよってからに。

原曲フレーズ残しはやっぱり嬉しい。

 

EN02.RAIMEI

イントロに『show-no-feel』みたいなフレーズが入ってるって誰かが言ってた気がする。そんなものはなかった。

聴きたいものが聴こえる都合のいい耳をお持ちのようで。

ライトはイエロー。

『そう未来だ』はやや弱め。初日はもっとセリフ調だったのに。

フォイ煽り多いのでいつかの未来に演ると楽しそう。野郎で定番化しそう。あればね。

 

「逢わなきゃいけない人がこんなにたくさんいる」

「25年と言わず、これからもずっと続けていきたいと思います」

「今回のツアー、25公演やろうとセットリスト考えたとき、「この曲演ろう」と最初にセットリストに決めた曲」

「ここに残していきたいと思います」

 

EN03.Lakers

SP入。

上手SPAメロ口パクしてた。

1番サビでそっとSUNAOさんに忍び寄る貴教。

ネックをつまんで動かして演奏を邪魔する貴教。

SUNAO「(ダメwww本当にダメwww)*3

 

2番サビでは柴崎さんの方へ。

なんかやるかと思ったけどなにもせず。しないんかい。

前でわちゃわちゃやってる間にちゃっかりSUNAOさんど真ん中の演説台へ登壇。仕返し成功。

しかし貴教どころか誰にも見られてない。そういうところ。

 

最後のロングトーン終わり、ドラムと息が合わず

淳士「ごめんwもう一回!(というジェスチャー)」

もう一度ロングトーンやり直すけど、今度は終わりがわからないように何度もフェイントかけて遊ぶ貴教。*4

最後はドラムと合わせてフィニッシュ。最後のシャウトが伸びに伸びて綺麗すぎて今が全盛期だなと確信。いつだって今が一番好きです。

 

「初めての人!楽しんでる!?」
「やったー!また来てください。チケットが売れるぜ(笑)」

「こういった積み重ねが、いつ我が県を独立へと導くのですw」

「明日からまた、次へ向かっていきます」

「また逢おうぜ!」

「最高でした」

「次滋賀に来るのはイナズマになるのかな?」

「すぐそこにある烏丸半島で会えると信じて!」

 

最後名残惜しそうに一度立ち止まって再度挨拶をしてはける貴教。

The edge of Heaven&Revolutionはフルで聴かせてくれる。いい位置に収まったなと思う反面、「歌ってくれ」とも思う。もどかしい。*5

 

終焉後の影ナレは無し。ステージにスタッフが出てきて規制退場の案内。

 

  • 出発直前、「このライブ演出ならジャケットだろ」と思いつきジャケットを羽織り、首から会員証を下げて記者ごっこという名のコスプレを一人で堪能していました。楽しかったです。
  • スティックバルーン減った?あんまり音が聞こえなかった気がする。MCで弄らなかったし。
  • 足つる原因わかった。膝の上にメモ置いて書くのでずっとつま先立ちにしてるせいだ。痛い。
  • 全体的に演出が大人しくなった印象。洗練されてきたとも言える。
  • カステラ売り切れ*6

*1:なおチキンなので実際は人差し指を下に向けます

*2:最前オペラグラス、えぐいほど拡大されるので生ライブなのに円盤で観てるかのような臨場感があってよい。

*3:私は唇を読んだ

*4:今日一可愛いポイント

*5:収録アルバムの中で唯一アルバムツアーで歌唱されず、国内では一度も歌われてないので

*6:物販開始1時間後には普通に残ってたので、買おうと思えば買える

【NJPW free Match vol.4】2019年8月12日 成田蓮&辻陽太 VS クラーク・コナーズ&カール・フレドリックス

どうしよう。めちゃくちゃ好きな試合が無料公開されてしまった。ヤングライオン*1同士の初対決であり、第1試合のため、煽りVはありません。

無くてもわかる、試合の熱さ。

 

 

 

『ヤングライオン』という制度

新日本プロレスに入団した選手は、一部の例外を除き、道場生としてそのキャリアをスタートします。

道場(寮)にて他の道場生と生活を共にし、大会のサポート、遠征の際は帯同し、先輩選手の身の回りの世話をします。

そういった雑務をこなしながら練習をし、第1試合(あるいは第0試合((開場後、客入れの最中に行われる試合のこと。リングの設営チェックも兼ねており、若手同士の試合が組まれる。)))で実際に試合を行うこともあります。

新日本プロレスの道場は世田谷区にあり、通称『野毛道場』と呼ばれています。

成田選手、辻選手はこの野毛道場出身。未来のスターが約束された、エリート中のエリートです。

当時はここ野毛道場しか新日本プロレスの道場はなく、新日本プロレスのヤングライオンになるためには日本に住む必要がありました。

 

新設『LA DOJO

海外でも人気の高い新日本プロレス。もちろん海外にも「新日本でプロレスを学びたい」という選手は数多くいました。

そういった選手の育成、発掘のために『ロサンゼルス道場』は新設されました。

ヘッドコーチに任命されたのは、柴田勝頼選手。

野毛道場育ちで、現在は試合の怪我で長期欠場中ですが、所属選手の中でも最も熱い試合をする選手の一人です。

柴田勝頼選手がロサンゼルス道場・スプリングキャンプのヘッドコーチに就任! | 新日本プロレスリング

棚橋弘至選手とは同期で、長年切磋琢磨してきた選手ですが、試合のスタイルは真逆と言っていいでしょう。

無骨さ溢れる試合展開、男気のあるコメント。曲がったことが大嫌いな柴田勝頼選手が見出した「LA DOJO一期生」が、クラーク選手、カール選手です。

 

生まれの違う『若獅子』の初遭遇

2019年。最も過酷と呼ばれる“真夏の祭典”『G1クライマックス』のリーグ戦に合わせて、LA DOJOのヤングライオンが来日しました。

海外で行われる大会の第1試合で彼らの試合は配信で観ていましたが、実際に日本で試合をするのはこのシリーズが初めて。

同じ道場で切磋琢磨している選手同士が、ライバルとして対角線に立つことはありましたが、今回は違います。

「野毛道場こそが本流」と言わんばかりの荒々しいファイトを見せる成田選手、辻選手。

その「本流出身」であり、新日本プロレスが継承し続けてきた「ストロングスタイル」を色濃く受け継ぐ柴田選手が育て上げた 愛弟子のクラーク選手、カール選手。

選手それぞれの想いと共に、それぞれの道場の看板を背負って戦う代理戦争の側面もあります。

 

若手の試合がいっちばん面白い

色々因縁だ何だ書いたんですけど、これに尽きるんですよね。個人的な意見ですけど。

もちろんメインイベントに近づくにつれ、有名な選手や派手な必殺技が炸裂するので盛り上がるんですが、

限られた技の中で、どれだけのオリジナリティーを出せるか。どれだけ爪痕を残せるか。若手にしかないギラギラした情熱みたいなものがリングで弾けるんですよね。

それが若手同士の試合ならなおさらです。

特に今のヤングライオンは大豊作。

「若手って何だったっけ?」と本気で思ってしまうほどの肉体を誇る選手が多数在籍しています。

 

第1試合の盛り上がりは、その後の試合にも影響すると言われています。

G1クライマックス終戦日本武道館の第1試合を任されたヤングライオンの戦いを、ぜひ観てみてください。

youtu.be

 

*1:若手選手の総称

【サブスク解禁記念】西ヲタに贈るB'z楽曲10選

本日、B'zのサブスク解禁が発表されましたね。

今まで「なんで無いんだ?」とは思ってたんですが、理由を調べる前に公開されました。いつでも聴けるのはいいことだ。

 

B'z、正直少し前までは自分の意志で聴いたことなかったんですよね。

というのも、テレビを点ければドラマの主題歌。世界水泳が始まればあちらこちらでウルトラソウル。聴こうとしなくても勝手に耳に入って来る。ちゃんと聴いてもいないのに、少し聴いた気になっていたような気がします。

 

しかしbrother*1と結婚してはそうもいかず。

延々車内で垂れ流される500曲を超える楽曲たち。シングルかアルバムかもわからずフレーズだけインプットされていくスピードラーニング的学習を数年続けた結果、「単語のスペルはわからないのに英語が喋れる」みたいな、「全曲ざっくりわかるけど曲名がわからない」という人間が誕生しました。こんにちは。

 

そんななか常々思っていたんですが、「B'z、たぶん西ヲタ好きだな」という確信。

T.M.R.もB'zも、ルーツを辿るとTM NETWORKに行き着くという点においては、親戚と呼んでも差し障りはないはず。

音楽性も、打ち込みベースに楽器の音が乗る感じ。近いものを感じます。

 

今回サブスク解禁されたことにより、ようやく布教へ踏み切ることができました。

とはいえ語れるほどの知識もなく、あくまでおすすめ10曲でしかないのですが、「ウルトラソウルとイチブトゼンブ歌ってる人と、Mステのギターの人」のイメージのままでいるのはもったいないなと思ったので。

 

個人的な選曲やライブ定番曲まで入れると、あまりに膨大になりそうだったので、今回はあくまで「西ヲタにウケそう」の一点だけを考慮して選曲しました。最後にSpotifyのプレイリスト貼っておきますね。

 

 

 

SAFETY LOVE

 西ヲタは「浮気されてるのに強気に出れない男の歌」が大好き。

最初期の曲ということもあり、電子音多め。そのわり間奏はしっかりギターソロが入るところもよい。『21のBirthday』という歌い出しのせいで、ダブルスコアを大きく上回ったお二人からなかなか歌われることがない。

太陽のKomachi Angel

西ヲタは「その場のノリで一夜を共にする男女の歌」が大好き。

溢れだすバブルの香り。湿度を感じない夏感。

『ジゴロが集まる熱帯夜』という字面を令和に見ると、また違った味わいがありますね。

コーレスまみれのサビ。楽しくないわけがない。あとやっぱり『Yo!say!』は言われると反応しちゃう。

 

LADY NAVIGATION

西ヲタは「想いを寄せているのに特に行動に移さずただ眺めている男の歌」が大好き。

初のミリオンヒットらしいです。バンドサウンドに傾倒しつつある流れをぶった切り、初期の打ち込みサウンドに戻したことが功を奏したとか。

イントロでサビのメロディが鳴るの、なんでこんなに安心するんだろう。

 

 HOT FASHION ~流行過多〜

見ろよこのゴキゲンさ。まさに初期T.M.R.のそれ。こんなTHE 8cmCDみたいな音がSpotifyからするの、面白過ぎる。

イントロから特徴的なフレーズ一発で全部持っていく曲、本当にズルいですよね。歌い出す前に曲がわかる親切設計。うちには無い手法。

 

それでも君には戻れない

西ヲタは「別れた時に効いてないアピールをするが、しっかりダメージは入ってる男の歌」が大好き。

古来より、歌詞に登場する男は軟弱であればあるほど良いとされています。

特にアウトロがよい。「めっちゃ後悔してんな」ってのがよくわかる。

 

NATIVE DANCE

西ヲタは「恋愛の価値観が合わないことをグチグチ言う男の歌」が大好き。

恐らくジャンゴー枠。

イントロのベースが素敵。これがT.M.R.ならきっとIKUOさん辺りに魔改造されてBPMが170とかにされる。

コーラスだけ振り付けがある珍しい曲。イントロがベースソロで始まるのイカす。

 

YOU&I

西ヲタは「高飛車な女に振り回され辟易している男の歌」が大好き。

この曲に限らず、T.M.R.との共通点として、女性上位な歌詞が多く見られるところだと思います。

声量のある男が、情けない男の歌を歌うからこそ出る魅力がある。

トランペットが、湿度の高い歌詞をカラッとさせてくれる。とても気持ちがいい。

 

スイマーよ!!

 貴教がZIP!のB'z特集にコメントを出した際、イチブトゼンブと共に推していた一曲。

 

 ウルトラソウルとかいう化け物級キラーチューンのせいで、世間的にもセトリでも全く浮上してこない潜水艦ソング。こっちも世界水泳のタイアップ付いてたのに。

 

恋じゃなくなる日

西ヲタは、コンセプトアルバムが大好き。(これは本当)

『FRIENDS』というアルバムに収録されており、トラック順に聴くことで物語として完成するという手法。つまりSuite Season。

封印という過程を経ずにSuite Seasonを生み出すのは反則では?

切ない曲調の裏でギターが鳴きに鳴いているのがよい。

 

Still Alive

最初聴いた時、「なんて捧げ向きの曲なんだ!」と思った。Bメロのテンポが片手捧げをさせるために調整されている。

両A面シングルの表題じゃない方。の割には演奏回数が多い気がする。

現在ライブでは終盤の重要ポジを任されるようになった。このまま定番化してほしい。

 

 

 

 

 

 

10曲、もう少し多くてもよかったな・・・

とはいえなんとか選出できました。どうしても初期に偏ってしまう。

おそらくライブで披露されるような曲は少ないかと思うのですが、

B'zさん、二十数年演ってない曲をなんの脈略もなく急にセトリに原曲で組み込んできたりするので、過去曲に関してはシングルとかアルバムとか関係なく聴いといて損はないかと思います。

 

 

 

最後に、昨年行われた5週連続配信ライブの円盤発売が決まったそうなので貼っておきます。年代縛りで遡っていくという、ROUND HOUSE CUTBACKの豪華版みたいなやつでした。

 

 

 

 

 

*1:B'zファンの総称

【ネタバレあり】ライブレポ T.M.Revolution LIVE REVOLUTION'21 -VOTE- 5/13滋賀県立芸術びわ湖ホール大ホール(大津)

【はじめに】

  • ネタバレ全開です
  • MCの文字起こしはなるべく原文のままを意識しますが、上手く文章として成り立たない部分は、僕の記憶とニュアンスで補完します。貴教の言ったこと(言いたかったこと)を大きく逸脱しないよう心がけますが、なんの保証もありません。
  • アレンジ表記についてですが、音楽に詳しくないので「原曲っぽいな」と思ったものに『原曲アレンジ』と表記しています。
  • 個人的な備忘録です。
  • 間違ってる箇所があったらご指摘ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

00.開演前

ステージには演説台のみ。中央に滋賀県章。前面にお立ち台あり。

演説台の後ろは幕がかかっていて、楽器隊を隠す仕様。

 

開演10分前に影ナレ(この一回のみ)。

『新党革命。令和三年党大会にご出席いただきありがとうざいます。』

『マスク着用、会話はお控え頂き、着席でのご観覧をお願い致します。』

 

楽器リハ開始。開演前BGMは行進曲メドレー。最後は威風堂々。個人的胸アツ*1

ターボコールの代わりに手拍子が自然発生するも、従来のリズムにするかBGMに合わせるかで迷ってる空気。結局威風堂々に合わせてたけど、この曲後半リズムが大きく変わるので翻弄される党員たち。

 

ステージにSP2人登場。安全確認をしてから貴教を誘導。

 

貴教登壇。ガッチガチのスーツ。

党首として我ら党員に挨拶。散々「政界進出か!?」と弄られてきたのを逆手に取る手法。まさにT.M.R.。

「1996年に結党してから、様々な試練に見舞われました。」

「一度は長い名前に改名しましたが、一年後すぐに元に戻し・・・」

「支えてくださる党員の皆様は、党の象徴であり、党そのものであります!」

瀬田の唐橋の句を引用して演説を続ける貴教。地方創生、文化や芸術が不要不急とされていることを嘆き、演説に熱が入る。

 

「時代がそこなら 躊躇わない!」

「激流の時代、それでも飛び込んでいかねばならないのです!」

 

01.Committed RED

誰が読めるんだよこんなセトリ。

原曲イントロが鳴り、歌詞引用の演説のまま歌へ。

アレンジはRe:bootだったかと。赤いライトが綺麗。

サポメンは

柴崎浩SUNAOIKUO淳士(敬称略)の「いつぶり!?」な面子。淳士さんはびっくりして最初誰だか分らなかった。サポメンも正装。

 

演説台のマイクで歌いきる貴教。そのまま演説へ戻る。

「黄金」「茨の道」「世界を廻す」と、またしても歌詞引用。*2

 

02.DOUBLE-DEAL

D(誰もが)

D(大好き)

DOUBLE-DEAL

 

原曲アレンジ。天ツ思い出すなぁ。

ライトで飛ばすところもそのままなので、「着席でどうやって!?」と混乱。

演説台から離れて歌唱。

 

歌唱後の演説。やや通常MCのテンションに。

「申し訳ありません。興奮を抑えられず・・・(ステージ前方へ出過ぎた?)」  

「言葉を選んで発言しなければならない立場でありますので~」

「改めて、地方創生、感染症対策、待ったなしの状況であります」

「奈落の底へ落ちてゆく」「真実の残光」「泡沫」「雷鳴」

 

03.SWORD SUMMIT

原曲アレンジ。またしてもジャンプ曲。着席ライブであることを貴教本人が忘れている。

歌詞間違えない貴教えらい。

曲終わりでそのまま次の曲へ。歌詞引用の演説台詞は有り。

 

「天のみぞ知る」

 

04.Naked arms

 Re:bootアレンジ。ステージのライトが少ないのでサビの初日の出感が薄い。困る。

ソーサミと両A面だったこと思い出した。

 

曲終わって通常MC。

「すいませんね、なんか(笑)」

「お前らに会いたくて。今日この日に」

「この場所でやらせてもらうことを半年前に決めて、大急ぎで準備してきました」

「今日、この状況下でライブをすること、いろんな意見があると思う」

「自分なりの答えを探していくしかない」

「皆に理解してもらって、誇ってもらえるような発言、行動を心掛けていく」

「色んな場所、世代。それぞれに意見があると思う」

「どれも間違いじゃない」

「声は直接受け止めていきたい」

感染症と向き合うのも大事」

「待ってれば、明日には状況が良くなる。そういうもんじゃないみたいじゃない?」

「急に良くなることもない」

「でも、明日を生きるのに困っている人がいる」

「そういう人たちを支えたい」

 

ここからライブの話

「みんなからのリアクションがないのすごく不思議(発声禁止なので)」

「初めて来た人~!」

「って言っても手挙げづらいよねwww」

「(手を挙げている人を見つけ)25年、人生損してますよ(笑)」

「父が県庁に勤めていまして」

「ここにいるガチガチのオタクに言うのもアレですがw」

「祖父が警察官で。家族が地域のために働いていたこともあり、自分も地域のためにがんばるのが役目なんじゃないかと」

 

ここで孔子論語?から引用した語りへ。

「誠者自成也。而道自道也。」とか言ってた気がする。定かではないです。

「ひとつ」とか「一」とか、一護へと繋がるワードが出ていたのは確か。

 

05.Save The One,Save The All

原曲アレンジ。曲中でジャケットを脱ぐ。ベスト!!!ネクタイを緩める所作!!!!(メモ原文まま)

25年の時を経て、服を脱ぎ過ぎないことがエロいということにどうやら気付いたらしい。ある意味到達点。

MCなし。そのまま次の曲へ。

 

06.resonance

崩れ落ちた。

ついに日本にレゾが帰って来た。

原曲アレンジ。

「声なんて無くても、十分伝わってるぞ~!」

大サビ前

「今日は俺たちの日だからな!」

 

曲終わり。通常MC。

T.M.R.久々やし、こういう(着席・発声禁止)の初なんで「どうなんかな?」と思ってたけど」

「僕には25年分のみんなの声があるから。聞こえてきました」

「耳が覚えてる」

 

「三日月知事も(僕のことで)色々言われてるかも。「滋賀を使って勝手やってる!」とかねw」

「今回のために県内あちこちに行きました」

「滋賀って色々作ってるんですよ。米とか肉とかだけじゃなく、みんなの生活の身近なところにある様々なものを。」

「それなのに助けてくれない。こんなに近くにあるのに」

「作ってる人たちにも生活があるのに」

「ほかの地域でも、お店が営業再開しているところもある」

感染症対策はもちろん大事」

「ばーちゃんに会いに行ってもカーテン越し」

「命の話になると、何も言えないけど・・・」

「全ての人に家族がいる。」

「「こうしたい!」と祈っても、神頼みしかできない」

 

『願い』と『祈り』の違いの話に

 

「願いは、神様にお願いして叶えてもらうこと。」

「祈りは、こうなりたいという意思を持って宣言すること」

「その『祈り』を込めて。INVOKE。」

 

07.INVOKE

原曲アレンジ。アウトロも原曲まま。違うのが、『キミにあるから』が二回続いてそのまま次の曲へ入るところ。

そのまま

ベスト脱いで

シャツ開け

青シャツ

(メモ原文まま)

 

08.ignited -イグナイテッド-

原曲アレンジ。

 曲間で「指先まで全部お前らのもんだ」的シャウトあり。じゃあください。

 

09.Meteor-ミーティア-

原曲アレンジ。ギターが特徴的。今回楽器の音がやけに強い気がする。音響の関係?

この日の貴教の喉、絶好調だった。声の伸びがすごく綺麗。俺たちの声を耳が覚えてるように、貴教。あなたの喉もT.M.R.を覚えているのよ。

 

10. vestige-ヴェスティージ-

原曲アレンジ。アウトロ付近で貴教がステージをはけ、各楽器ソロ。なおドラムソロのみ無し。

 

少ししてオービットのイントロアレンジと共に、SP2人にガードされながら一階下手入口から貴教が入場。影ナレの人が選挙カーのウグイス嬢のようなナレを入れる。貴教は笑顔で手を振りながらステージへ。

 

11.Out Of Orbit -Triple ZERO

 新アレンジ。この辺から特徴的な音というか、蜘蛛のイントロで鳴る『コーン』みたいな音が多用されるアレンジが続く。同一アレンジャー?

拡声器で歌う貴教。

衣装はストライプシャツにベスト。その上から革のマイクホルダーを装着。

曲終わりに「空の声が宙を舞う!!!」で魔弾へ

 

12.魔弾~Der Freischutz~

新アレンジ。オービットと似てる。アンカバアレンジさようなら。

EDMっぽいといえばそうなんだけど、バンドサウンドが強いのとアレンジが重めなのもあって、いわゆる魔改造的な感覚は無し。(これは今回のどのアレンジに対してもそう)

サイレンっぽい音が奥で鳴ってた気がする。

「今日誕生日だろ!?」

コーレスは無し。全部貴教が歌う。

歌い崩しあり。でも最後の『滲む君が溢れてく』だけは原キー。なぜ。

 

13.THUNDERBIRD

新アレンジ。かなり重めの印象。

原曲の印象的なフレーズをかなり尊重してる。好き。

音ハメが多いというか、ひと昔前のリズムが取りにくい頃のRe:bootアレンジよりもっとわかりやすく気持ちいいアレンジが増えてきた気がする。思った通りのとこで音がバチっと鳴る感覚。楽しい。*3

 

曲終わりMC。

「こうやって続けてきて25年。もうそんなに経ったんだなと改めて思う」

「ゲストボーカルとして参加した頃から応援してくれてる人も、この中にはいると思う」

「どこかのタイミングで(T.M.R.と)出会って、一緒に過ごしてる。特別な縁を感じる。」

「「こいつと出会って良かった」と思わせたい」

 

「着席でマスク着用。色々と悩んだけど、やるしかない」

「まだまだこれから続いていくから」

「突き進むしかない」

「想いをぶつけろ!」

 

14.LEVEL4

新アレンジ。

Hey! Hey! 

\1.2.3.4!/

みたいなのがあちこちに入る。

この曲が今回の新アレンジの中では一番ダンスアレンジされてる気がする。

「ちょっと早いけど、夏がきそう」

「夏にしよう!」的煽りから次の曲へ

 

15.HIGH PRESSURE

新アレンジ。この辺から普通にマイク向けてくる。「ウッカリー!」

SP2人出てきて左右で踊る。上手SPだけやけにキレッキレで踊る。下手は逆にめちゃくちゃ低燃費。

誇張が止まらない上手のダンスにドン引きする貴教。「なにアイツ・・・」的な寸劇。

 

16.HOT LIMIT

新アレンジ。

YO!SAY!/から始まる楽しいやつ。貴教がすごく楽しそうで良い。ピッチや音程が多少崩れても楽しそうに歌うことを優先してるみたいに見えてすごく良かった。

「楽しくな~い?色々あるけど、これはこれで楽しもうぜー!!!」

「大津的にも」

歌い終わり、マイクホルダーに上手くマイクが入らなくてはにかむ貴教。可愛い。

手拍子でコーレス的なやつ。どんどんテンポ早くなって

「まだまだいけるかーーー!?!?」×3

 

17.WHITE BREATH

既存のEDMアレンジ。たまアリのやつ。

間奏で「1階ー!」「2階ー!」で手拍子煽るやつ。

 

締めのMC。

「あの・・・歌いたそうやったなwwwみんなwww」

「色々考えたんですけど、羨ましくなるぐらいアゲたろと思って作ってきました」

「さぞや辛い時間だったろうと(笑)」

 

「ここに来るまでに「T.M.R.のライブ行くの?」とか言われたかもしれない」

「でも、恥ずかしい思いはさせない。これからも。」

 

この辺りから剣心のイントロ

「25年と言っても、地球の歴史から見たらほんの少し」

「そんな中、出会ったことにきっと意味がある」

「『奇跡』じゃない。これは『運命』だと信じている」

「ライブができていること、ここで歌えていること。それがその証明です」

「最後に、今日、ここに来たみんな。そして来れなかったみんなのためにこの曲を贈ります」

 

18.HEART OF SWORD

ひとーーーーーーーーーーーーー!!!(あれがなんだったのかはまだわからない)

新アレンジ。シンセっぽいフレーズがずっと鳴ってるの神秘的で好き。この日一番好きだったアレンジ。途中ややEDMみが入ってきたけど。

歌い崩しあり。

 

「本当に本当にありがとうございます」

「会えてよかったです。ありがとう」

「愛してるぞーーー!!!」

 

アンコール

貴教はけてからすぐ始まる手拍子。テンポはいつもの倍。ターボコールの代わりなので早いのか、それとも威風堂々に引っ張られたまんまなのか。謎。

この時点で2時間経過。

すぐ出てくる貴教。ツアT(B)のネイビー。サポメンはAのグレー。

「スティックバルーンの音が地響きみたい(笑)暴動かと思ってドキドキしたwありがとうございますw」

「思いのほか面白い(スティックバルーン)。気持ち悪いけど(笑)」

「光物も検討したんですけど、そっちに逃げるのもなぁと思って(ありがちな案に置きにいくのもなぁといったニュアンスの言い方)」

「音が出て、思わず前の人の頭を叩いちゃっても痛くないやつで探したらスティックバルーンになった(笑)」

「(スティックバルーンを見ながら)年末までこの光景?やだなー(笑)」

「自分で作っといてなんですが、色も相まって大統領選挙みたい」

 

「しっかり対策をして。迷惑がかからないように」

「うつらないより、うつさない」

「「楽しんじゃいけない」なんて誰も言ってない」

「うちのばあちゃん、97歳なんだけどめっちゃ元気」

「DVDが見たいっていうから届けたりして。そういうちょっとしたことでも身体の免疫って上がる」

 

そこから少し真面目なMCになり

「時には、白か黒かはっきりさせなきゃいけない時もあるでしょ!!!」

 

EN01.BLACK OR WHITE?

新アレンジ。原曲のリフが残っててよき。ここでも\1.2.3.4!/が入ってた。やはり同一アレンジャー説。サイレンとか『コーン』の音とかも聞こえる。

 

「めちゃくちゃ懐かしい曲から、一番新しい曲へ!!!」

 

EN02.RAIMEI

新アレンジ。イントロで『show-no-feel』みたいな音が聞こえた気がするけど幻聴かもしれない。たぶん幻聴。

『そう 未来だ!』をセリフ調で歌ってた。

 

曲終わりMC。

「これ、初めての人、楽しい?(笑)」

「(反応を聞いて)よかった(笑)」

「任意ですが、良かったら帰りにFCに入会していただければw」

「本当だったらもっとサービスしたいんだけど、消毒がーとか色々とあるんでね」

「今デジタル化も進んでるんで、ぜひ。」

 

「結構時間経ってるんですよ、意外と」(この時点で2時間15分ぐらい)

「今日できんの?ってずっと心配だったけど、みんなの顔が見れて幸せです。ありがとう」

「今日最後にふさわしい曲はなにか。考えたんですが」

「このツアー、この場所。これしかない」

「声出せなくてもいい。心の中で一緒に歌ってください」

 

EN03.Lakers

原曲アレンジ。SPサングラス外して出てくる。

「いいねぇw周りを気にしながら(スティックバルーン)振ってる感じ(笑)」

SPはしゃぎすぎてちょっと危ない。

曲中、大人しい方のSPを「前へどうぞ」って手で促してる貴教可愛い。

 

 

曲終わりメンバー紹介

「それじゃあ謹んで、メンバー紹介させていただきます」

「ドラムス、久しぶりやね(笑)淳士ー!」

「ベース、お馴染みIKUOー!」

「ギター・・・wwww SUNAOー!」

「そして、柴崎浩ー!」

 

「(最後の手を繋ぐとき)もっと前に行きたいけど、これぐらいの距離感で・・・」←手は繋いでない

「この想いを持って、滋賀を籠城しながらwツアーを行っていきたいと思います」

The edge of Heaven&Revolutionで退場

「(声は)返さなくても大丈夫。ぜんぶ伝わってるから」

「また会おうぜー!」

 

貴教はけてすぐナレ。

「新党革命の党大会へご参加ありがとうございます」

「規制退場となりますのでご協力ください」

 

約2時間30分。イチナナライブが22時に控えているので2時間ぐらいかと思ってたら。きっちりいつも通りの尺のライブでした。

 

 

・連番内では座席を空けず、グループごとに1席空けられる仕様。見た感じキャパ半数以上は入れてたと思う。

・スティックバルーンの音が予想以上に大きかったけど、曲中とかはわりと気にならない。叩き方知らないと割ってしまうかも。要予習。

・ロビーを普通に三日月知事歩いててびっくりした。

・もしサポ滋賀やらスマチケやらで多少入場がもたついた印象(直前でスマホ落ちて再起動できないと冷や汗かいてた人間が言うことではない)*4

・着席だからと舐めてたけど普通に足つった。

・トートとポーチが思ったよりでかい。トートはマジででかい。一泊どころかギリ二泊三日いける。

・アレンジ、基本的にはEDM寄り。ただし一時期のハイプレホトリミホワブレみたいな感じはなく、バンドサウンドとのいい塩梅を見つけたって感じ。TNNKの-exponential function form-よりもっと大人しく感じた。

・カステラ売り切れ。

 

 

*1:ファンタジア2000を観てくれ

*2:こんなのメモ持ち込んでも筆記が間に合うわけない

*3:Re:bootの気持ち悪いごちゃごちゃしたアレンジも死ぬほど好き

*4:マジで死ぬほど焦った。昔充電したらこのバグ直ったこと思い出さなかったら今も大津で泣いてたと思う